太山寺阿弥陀堂
高倉 一徳
太山寺は神戸市西区にある天台宗の古刹で、鎌倉時代再建の本堂(国宝)が有名だが、鎌倉初期に造立された丈六阿弥陀如来坐像も重要文化財だ。
しかし普段、阿弥陀堂は扉が閉じられ、暗がりの像しか拝観できない。
昨年11月、神戸で開催された写真展に参加した私は当番のない日に太山寺を訪れた。
神戸勤務の頃と同じように阿弥陀堂の外観を撮影していたところ、堂内が非常に明るいのと、中から手招きする人の姿を見て驚いた。 その彼は文化庁の委嘱を受けた写真家
で、全国の仏像を撮り歩いていると聞いた。 更に「一緒に撮影しませんか」と。
言葉に甘えて堂内に入り、15分程一緒に撮影させてもらった。 金色の仏像もさることながら、堂そのものの美しさに息を飲み、大好きな魚眼で広く捉えようと撮影した。
ちなみに阿弥陀堂は江戸初期の建立で、現在文化財の指定はない。
でもこの内観を見た今、早く何かの指定を受けてほしいと心から思う。
LAYOUT
用紙:マーメイドスノーホワイト(画用紙)
CAMERA:Panasonic Lumix GX8 LENS:Fisheye 8mm F3.5 撮影地:神戸市西区 撮影時期:2024年11月
CAMERA:Panasonic Lumix GX7 LENS:7-14mm F4(7mm) 撮影地:神戸市西区 撮影時期:2024年08月